NAOKO TOSA

ニューメディアアーティスト

土佐尚子

歴史の中で発見・蓄積されてきた日本美を、先端技術を使って表現する「カルチュラル・コンピューティング」を提唱し、作品制作を行なっている。感情AI研究で工学博士(東京大学)を取得。バウハウスを継承しているMIT建築学科Center for Advanced Visual StudiesのFellow Artistを経て、京都大学大学院総合生存学館アートイノベーション産学協同講座教授も努める。1980年代の欧米のアート&テクノロジーの作品に影響を受けて25歳の時に制作したビデオアートが、ニューヨーク近代美術館にコレクションされた。その後AIと詩を対話する「インタラクティブポエム」でロレアル大賞大賞を受賞(1997年)コンピューターによる山水禅「ZEN Computer」でユネスコデジタル無形遺産2位受賞(2004年)2012年韓国麗水万博で、350m×30mのメインストリートのLEDスクリーンに龍を泳がせ功労賞受賞。声からいけばなの形を作る「サウンドオブ生け花」でグッドデザイン賞受賞(2014年)。琳派400年記念プロジェクションマッピング土佐琳派を発表(2015年)。2016年文化庁文化交流使として、ニューヨークタイムズスクエアの60台以上のビルボードで「サウンドオブ生け花」を毎夜1ヶ月間放映し、文化交流を行なった。京都五山の建仁寺に「静寂」「雲の上の山水」を奉納し、作品を見ることができる。

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